第3回 Web Exhibition
木の動物たち

自然崇拝が色濃く残る土地では,
人々の暮らしの中に動物たちの形を見つけることができます。


自然界にともに暮らす動物たちを注意深く観察し、
人間の持ちえない能力や習性に畏敬の念を抱き、信仰の対象とされてきました。

動物たちは、神、祖先の使いであり、神、祖先そのものでもあり、
また親しい友人にも、逆に敵にもなります。
口承で語り継がれる民族神話の中にもたくさんの動物たちが登場します。


今回の「木の動物たち」ではインドネシア、スンバ島コディの茅葺屋根の先端に据えられた
家の守護神”カド・ウマ(カドは守る・ウマは家)の鳥、
同じくインドネシア、西ティモールのアトニ人の鰐の祖霊像、
そしてミャンマーの郷土玩具、張子木型のキリンとウシをご紹介します。
子供の成長を祈るお守りとしての玩具もまた動物たちとの深い信頼のしるしです。

人間と動物が共存し交流する世界を楽しんでいただけると嬉しいです。





 
インドネシア、スンバ島コディの伝統家屋。
青空に突き刺すような茅葺屋根の先端には家の守護神
”カド ウマ”が据えられています。

インドネシア西ティモール、アトニ人の
慣習家屋内部には祖先伝来の木彫や
刀が収められています。
 
 
ミャンマー、ヤンゴンの国立博物館に展示された張子人形。
梟、縞馬、虎、牛、麒麟、象、達磨、子供などの
張子が並んでいます。
 



木の動物たち
こちらから細部写真をご覧いただけます。

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 60×8.5㎝  543g   29×11cm  415g
 

   
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9×8cm 重さ64g     31×7㎝  重さ335g



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25×7cm  441g 



 timortext@gmail.com
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