テキスタイル関連情報
NO.033(2010/08)
     
結ぶヒモ、包むヌノ
2010年9月17日(金)〜26日(日)12:00-18:00(会期中無休)
髪を飾る紐 帽子を飾る紐 ポーチの紐やベルトにする紐
纏う布 包む布 掛ける布 敷く布
今も昔も 民族(人々)の生活の中にある紐と布をご紹介します ティモール テキスタイル 岡崎真奈美

生活に根付いた布に引かれ 年に4・5回布探しの旅に出かける岡崎さん
今まで何十回の旅に出かけたのでしょう。
毎回新しい発見があるんです!!と目はキラキラ
その溢れんばかりの情熱で出会った布が今年も布うに届きます。
17日〜26日(21日を除く)岡崎さん在廊
布はもちろん旅にまつわるお話しを聞きたい方 集合です。

NO.033(2010/08)
     
IWATATE FOLK TEXTILE  MUSEUM
 第4回展 絞り SHIBORI
 -糸で括るテキスタイルー

 2010年8月12日ー10月30日
 (期間中=木・金・土曜日開館)

〔利用案内〕
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30迄)
※展示期間中、木・金・土曜日のみ開館
入場料:300円

東急東横線・大井町線 自由が丘駅下車
正面口を出て徒歩2分

東京都目黒区自由が丘1-15-13 岩立ビル 3F
TEL:03-3718−2461 HP:iwatate-hiroko.com

NO.031(2010/06)
sarasa  
世界の更紗
  

文化学園服飾博物館         
 http://www.bunka.ac.jp/museum/hakubutsu.htm                     
2010年7月6日(火)→9月25(土)

開館時間/10:00〜16:30(7月9日、9月10日は19:00まで開館、入場は閉館の30分前まで)
休館日/日曜日、祝日(ただし8月1日、8月22日は開館/8月8日〜15日は夏季休暇)
入館料/一般500(400)円、大高生300(200)円、小中生200(100)円※( )内は20名以上の団体料金
ギャラリートーク/7月31日(土)、9月4日(土)各回13:30〜(先着30名)

NO.030(2010/05)
しるしのモヨウ
2010年6月19日(土)〜27日(日)水曜定休
べにや民芸店

東京都南青山2−7−1ホームズ飛騨1F OPEN10:00−19:00(水曜定休) 03(5875)3261
http://beniya.m78.com/

ティモール島の人型文は祖先と繋がり、スンバ島の首架文は勝利の祈願。
サブ島の花柄文は家紋を表し、フローレス島の馬は富の象徴。
スマトラ島やラオスサムヌア地方の生命樹や幾何学文・・・布の表面を飾る“しるしのモヨウ”。
インドネシア、インドシナ半島、+αの布と彫物を展示即売いたします。どうぞお出かけください。
白黒写真も展示いたします。

ティモール テキスタイル  岡崎真奈美

NO.029(2010/05)
      IWATATE
FOLK TEXTILE
    MUSEUM


            第3回展 更紗
木版手描きのテキスタイル

         2010年5月13日ー7月31日
         (期間中=木・金・土曜日開館)

〔利用案内〕
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30迄)
※展示期間中、木・金・土曜日のみ開館
入場料:300円

東急東横線・大井町線 自由が丘駅下車
正面口を出て徒歩2分

東京都目黒区自由が丘1-15-13 岩立ビル 3F
TEL:03-3718−2461 HP:iwatate-hiroko.com

NO.023(2010/01)
 

            \1,470/1冊
     *発送は2月5日以降になります。
Sheep&Wool 暮らしを紡ぐ情報誌
 
スピナッツ75号
2/5まもなく発行します。

今回のテーマは「物作りの潮流」
地球を空から眺めて、物を作る事を考えます。
写真は岡崎真奈美さん作、木綿のワタを紡ぐ、その手元。
 インドネシア西ティモールの、アトニの人々に伝えられてきた織物のこと紹介してくださいます。

ご注文はスピンハウスポンタのホームページから
http://www.spinhouse-ponta.com/

または、ティモール テキスタイルにご連絡ください.

鰐の王の文様

今回スピナッツが、まず一番にお奨めの特集は、このティモール、アトニの鰐の文様の織物です。
以前スピナッツ68号に登場していただいた岡崎真奈美さん。「イケとステイ」という木綿の糸紡ぎの事を紹介していただきました。

ティモールの布を、日本に紹介している岡崎真奈美さん。今回のスピナッツ表紙写真には綿を紡ぐ女性の動く指先をクローズアップします。
その一瞬たりとも静止しないはずの糸を、みごとに捕らえた写真です。すなわちそれは、村人に受け入れられた彼女だからこそ撮れた写真ではないかと思います。
そして今回の鰐文様の物語といい、布といい。いずれも口伝で受け継がれてきたものが、こうして活字になり、日本の私達に伝えられたという事。それはまるでティモールの鰐の王様が、はるばる太平洋を泳いでお越しくださったような事のように思います。
しかしそれは多分、そうまでしないことには、この「手で紡ぐ」ことが、この地球上から無くなってしまうのでは、と鰐の王が危惧されたからのようにも思えるのです。
この特集を見て、一人でも多くの人に手紡ぎのスピリットが伝われば、と思っています。


NO.010 (2008/11)
Agnes Martin(アグネス・マーティン) 1912年 カナダ生まれ 現在タオス ニューメキシコ在住

「AGNES MARTIN :The Nineties and Beyond 」 The Menil Collection Hatje Cantz より
UNTITED NO9  1995年 Private Collection

空間に溶けてしまいそうな繊細な色合いと、
時間の流れを含んだかのような微妙ライン。

60×60インチのキャンバスに、アグネス・マーティンは
色とラインで水平線を描きます。

「わたしは座って、こころを空にしてイメージが現れるのを
待ちます」
かたちを超え、細部まで精密に計算された構図が
彼女のもとに降臨します。

アグネス・マーティンの描くストライプの神秘、
それは「無言と沈黙」だと彼女は応えます。

NO.007 (2007/01)
海の神話 P129 ティモール島 モロ地方の神話より(海陸分離神話)
大林太良
 1993年 講談社学術文庫



原初の大洪水のとき、ファイ・スタイ・クネという人が、ムティ山脈を越え漂い、自分の運命を嘆き、二羽の鳥を天の主に送って、何か良いものがほしいと乞うた。鳥はこれに成功しないで帰ってきた。するとファイ・スタイ・クネは「小さなアオタカ」という、赤い羽根をもった鳥を呼び寄せ、これを天の主のところに送った。この鳥は天から、赤・黄・黒の三色の繊維をもたらした。この鳥は天の主から水を鎮めるように命令を受け、この繊維を持って飛び回った。この鳥が来たところは水が乾いた。こうしてこの鳥は全土を乾燥させた。(略)

頭に鳥を乗せた男をモチーフにした石灰石入れからは、
神話の中のファイ・スタイ・クネとアオタカの姿が伺える。

NO.006 (2006/11)
メキシコ インディオ古謡 「チョンタルの歌」 P91 アルゴドン(樹綿)より
荻田政之助 高野太郎
・編訳 1981年 誠文堂新光社

  アルゴドン (樹綿)
  
  綿のひとかたまりを渡された
  わが家のそばに蒔いた
  いずれは芽が出 伸びるだろう
  種が生まれ
  花が咲き
  白い 白い綿が出るだろう

  霧のような白い綿は拾われて

  マラカテを躍らせるだろう
  マラカテを躍らせるだろう
  マラカテを躍らせるだろう  

 ※マラカテ/ヨーヨーのような原理をもちいた糸紡ぎの道具。

NO.005 (2006/08)

Leomer Fini (レオノ-ル・フィニ)
「夢先案内猫」より
  北嶋廣敏・訳 1980年 工作舎 
1907ー1996年  


       《糸繰り女たち・1954年》
孤高の幻想世界を構築するフィニの芸術的エネルギーは絵画から小説、舞台美術や衣装にもおよびます。
彼女の小説「夢先案内猫」には,白い2人の女が糸繰りをしているフィニ自身の作品が
載せられています。
沈黙の世界に渡された一本の糸、この糸には新しいモノを生み出す生成の儀式のイメージが漂います。
女性に宿る神秘は想像力の糸を産み出します。

NO.003 (2005/10)

Louise Bourgeois (ルイーズ・ブルジョア)
「Couple」2000年
 
1911年 パリ生まれ 現在ニューヨーク在住


ゴブラン織りのタペストリーギャラリーを営む母のもと、幼い頃から布を身近に暮らしてきたブルジョアは、古いタペストリーの修復作業をしていたこともあります。

柔らかなピンク色の、継ぎ接ぎだらけで宙にぶら下るカップルは、纏う皮膚、肉の塊を超越した魂のレベルで深く触れ合っているようです

2002年、ドイツ・カッセルで開催されたドクメンタ11には、ケースや網の中に収められた布の立体作品が展示され、90歳を過ぎたブルジョアの生命の輝きと喜びが満ち溢れていました。

六本木ヒルズにはブルジョアの巨大なクモ「MAMAN(ママン)」が置かれています。足元に潜り込み、見上げると、そこにはゆっくりと糸を吐き出しながら、次なる世界を紡ぐママン(母)がいます。

NO.002 (2005/09)

[女神のこころ」 P39 織物をするイシチェル より
 ハリー・オースティン・イーグルハート
  矢輔紀子訳  2000年 現代思潮新社


イシチェルはマヤ文明の女神で、月の満ち欠け、織物、予言、セクシュアリティ、癒し、出産をつかさどります。(略)
古代の言い伝えでは、イシチェルは世界という網の中心にいるクモでした。アメリカ先住民族のイコロイ族にも似た神話があり、月の満ち欠けが起きるのは月の中で老婆が永遠に織物を続けているためだといいます。インドネシアではクモは月の魂を象徴しますし、ボルネオでは月がクモに変身して世界を創造したと考えられています。また、ナバホ族の女性は織物をするとき、世界を織り上げたクモ女から霊感を得ます。もっとも、イシチェルは人間の女性として表わされることもあります。
この像は、テラコッタで、お供の鳥とともに織り機の前に座るイシチェルです。鳥は巣作りの習性から、世界中で女神と関連づけられています。イシチェルがゆったりと堂々と座っているのは、命の布を織ることに至福を感じているからです。(略)